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Seoul ソウル 

DMZツアーとお買い物とカジノ

2日目は、北朝鮮との国境近くまで行く「DMZツアー」へ参加。 有名なのは国境を訪れる「板門店ツアー」だと思うが、こちらは丸1日がかり。 そこで 半日でいける「第3トンネルツアー」へ参加してみることに。

■寒い寒い北の大地へ

明らかな寝不足を感じつつも、気合で7:00におき、歩いていけるロッテ百貨店に7:45に集合。朝ごはんは近くにあった駅構内のワッフル! と昨日から決めていた。よくあることだが、そういうときに限ってお店は開いていないのだ。しかも、そういうときにうけるショックは必要以上に大きい。たかがワッフル、されどワッフル、というわけで朝から微妙にテンションが下がる。

仕方がないので、屋台で大判焼き風のお菓子を購入。大きいものと小さいものがあり、欲張って大きいもの(1個1000ウォン)を2つ買ったら、なんと目玉焼きがそのまま入っていた。おいしいんだけど、甘いものを食べたかった私はガックリ。あきこが買った小さいほう(たくさん入って3000ウォン)は白餡が入っていておいしかった。

添乗員さんはキレイなお姉さんだったので、朝から気分がよくなった。しかも頭もキレる人。(特にツアーの最後に北朝鮮との関係について韓国人として思うところを語っているのを聞いてそう思った。実感のこもった言葉にしんみりした−内容はかなりうろおぼえなので割愛。)それにしてもソウルでもこれほど寒いのにさらに北へ行ったらどれだけ寒いのだろう……、そんな不安も胸に秘めつつ(しかしそれもすぐに眠気に消し去られたのだが)、DMZツアーへ出発した。

ちなみにこのツアーは、特殊地帯であるDMZ(非武装地帯)を訪れるので、やはりいろいろな制約がある。ツアー自体も、随時、関係各所と連絡をとりながら、訪れる場所の順序をその場で調整している。訪問箇所では団体写真を撮るのだが、記念撮影ではなく、それぞれの施設に「この人はツアーに参加していましたよ」と証明するために提出するためのもの。……と聞いていたんだけど、最後に記念写真としても販売。それは先に言ってくれないと! あまりに堅苦しい真面目顔(そりゃ、そうだよね)なので、買わず。

ほかにも、バスの中からも写真をとってはいけない場所もあったり、「このあたりは地雷がたくさん埋まっています」とサラリと告げられたりと、まさに"そういう場所"を訪れているという緊張感があるツアーだった。意外なことに、こうした非武装地帯にも人は住んでいる。しかもみんな裕福なんだそう。それは、こういう危険な場所に住んでくれているということを理由に国がお金をくれるから。さらに、畑仕事をしているときにも、ひとり軍人が見張りにつく。えっ、お手伝い?! なんてことはあるはずもなく、一人で作業をしていると連れて行かれてしまう危険があるのだ。そういう場所にたとえ巨額のお金をもらっても住めるかといえば、私にとってそれは難しい選択だ。


■寂しくなるほど近くて遠い場所が世界にあることを実感下ツアー

なんだか長いタイトルだが、まさにそういうふうに思ったツアーだった。
今回のツアーは、以下の順番で訪れた。簡単な概要は以下のとおり。


1.自由の橋
休戦調停締結後に捕虜がこの橋を渡って、完全に自由になったことという橋。 地元の学生が修学旅行(?)で来ていた。荒涼とした大地にソウルとまったく違う韓国の顔を見る。

2.都羅(どうら)展望台
北朝鮮が見える展望台。望遠鏡で見れば、何か見える。しかしそれは「外向け」の建物であるとのこと。広い大地にぽつぽつと建物がある程度。写真はあるラインより後ろからしか撮ることができない。(展望台の下が軍事施設だからだそう) 記念撮影をしたものの、どうしても陽気な雰囲気にはなれない場所。

3.第3トンネル
このツアーのハイライト。北朝鮮が韓国を攻めるために掘ったとされるトンネル。1978年に発見された。北朝鮮はその事実を否定しているが、証拠は多数ある。例えば、 ダイナマイトを埋めた方向(韓国に向けて掘っていったので、穴がすべてそっちを向いている)や、 傾きがあること(土を流すために北朝鮮側が下がっている)など。よくぞここまで掘ったものだとビックリした。 今は厚い4枚の岩とバラ線で完全に封鎖されている。そういうところもまた悲しいのだ。

4.資料館
第3トンネル横にある資料館では日本語のスライドを上映してくれる。 南北ひとつの国であったのに、こうしてわかれてしまった悲しさ。世界中の人が知っている事実だが、現場で改めて伝えられると一層実感がわく。

5.都羅山(どうらさん)駅

京義線最北端の駅。キレイだが寂しい雰囲気。改札前には軍人さんも立っている。 北朝鮮グッズも売っており、私はバッジを買った。なんとなく記念品がほしくて。


こういうと語弊があるかもしれないが、やはりどこの場所も重く、一緒に気持ちも重くなるような感じだった。このあとゴハンを食べたのだが、これはナイスなプランだと思う。すべて見終わってからの食事ならいいが、途中で食べてもきっと気持ちのうえでおいしくなかった。すべて見終わってホッとしたあとのプルコギ(日本のすきやき風)は相当おいしく、ついでにビールもいただいた。

このツアーのなかに、大阪弁で大声でしゃべるおばちゃんたちがいて、そのパワーに圧倒されていたのだが、どうやら在日の方だと判明。そう思うと、単に「明るいおばちゃんだなー」と思っていたのが、また違う目線になる。きっと私たちとはもっと全然違う気持ちでこのツアーに参加しているのかも……そう思うとまたまたしんみりしたのであった。

再びロッテ百貨店に到着したのは14:40。半日といえど、朝も早いしそれなりに長丁場であった。それでもいつも見ている楽しいソウルの顔だけでなく、こういう韓国の顔を見られたことは貴重な経験だった。なんだか、この旅日記もかなりテンション低めとなってしまったが、でも訪れてよかったと思う、本当に。


■気分を変えてソウル・ソウル・ソウル♪

このあとはソウルらしい楽しみを満喫〜。 ここからはテンション上げて明るくいこう。

オンナが3人揃ってやること、といったらショッピングでしょ! というわけで南大門市場でメガネを作成。南大門には日本語がわかるお店がワンサカある。日本語が通じるのは嬉しい反面、逆に交渉とか一枚上手な感じで難しいかも。しかも、韓国の店員さんは愛想がない人が多いし、語気も荒く感じるので、一瞬怒っているのかと思う。とはいえ、日本よりだいぶ安い値段でかわいいメガネが作れるのは嬉しい限り!(最近では、日本でもZOMAなど安いめがね屋さんが増えてきたけど) 

さらに東大門市場のファッションビル、DOOTAを物色。残念ながら、安くてかわいい服はみつからず、いくつかアクセサリーを購入。韓国では多分夏服のほうがかわいいものが見つかりやすい気がする。ワンピースとかTシャツとか、ちょっとキッチュな柄がよくある。

買い物を満喫し、足も棒になったころ、なつこの旦那様とも合流。異国情緒漂うイテウォンのブテチゲ(部隊鍋といわれる、洋風の鍋。もちろんキムチ味)屋さんへ行った。ここはいかにも地元民御用達で、コギレイさはないが、味は抜群!ただ韓国語がわからないとちょっとつらいだろうなーという雰囲気がある。鍋は相当おいしく、私は日本に帰ってから、しばらくそればかり食べるくらいハマッたな〜。ちょうど雪も降ってきて体が温まった。

そして、その日の最後はカジノでシメ!めったにやらないくせに、なぜか「意外とギャンブルは嫌いじゃないよ〜」とひそかに思っている私も、 カジノはこれがデビュー戦。最初は「一体何からっやればいいの?」とその場の雰囲気に気後れしつつ、戸惑っていた。手始めにビッグホイールをやったら、あっさり負けて1000円くらいすった。

少しシュンとしたものの、経験者であるなつこの旦那様がアレコレ教えてくれて、復活。ダイサイややスロットもやってみたけど、基本的にはまっていたのはルーレット。これで35000ウォンほどもうけた(3万円くらい)。小市民の私にはちょっと嬉しいおこづかい! ビバ★ビギナーズラック!

しかしカジノはすごい世界だねー。ルーレットなんてかわいいもので、数100円から賭けられるけど、バカラとかブラックジャックとか、いかにも"カジノ"なゲームでは、最低掛け金でも数万円、最高掛け金数10万円なんてテーブルもザラにある。そんなテーブルでゲームに興じている人を見るにつけ、「いったい何してる人なんだろうー」とポウッとなった。いいね、金持ち。なかにはそのホテルに泊まって、カジノで稼いで、なんて生活をしている人もいるらしいけど、そんな人生自体が賭けみたいな生き方ができる人って、普通に尊敬してしまう。ビバ★ギャンブラー!

ということで、やっぱり朝から晩まで遊んだ2日目。昼間に買ったパックをして、とりあえず肌をいたわったふりをしつつ、結局3時頃就寝〜。

 
 Photo

 


よく見れば卵をそのまま入れているのだが、
ワッフル風に見えた生地にやられた……


自由の橋の横にあった遊園地。
人のいない遊園地って物悲しい


展望台は少し後ろからしか写真撮影不可


都羅山駅にて。若くてかわいい軍人さんと


ツアーの間はこんな札をかけておく。
会社でよく見るカードホルダー


どの店員さんも日本語ペラペラなので
助かる反面、内緒話できないよ 笑


偶然見かけたサイン会。
残念ながら誰なのかは不明

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