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Fez フェズ 

迷いまくったフェズのメディナ


カサブランカに到着した私たちが翌日目指したのはフェズ。
モロッコでは、フェズ、マラケシュ、メクネスの3都市は3大古都と言われ、ぜひ見ておきたい都市と言われている。 どの都市もメインはメディナと呼ばれる旧市街で、そこにはスークと呼ばれる迷路のような市場が特徴。 だいたい 似たような感じなので時間がない私たちは今回はメクネス
をパスすることにした。

カサブランカからフェズは電車で4時間半。モロッコは電車の旅は快適だ。 時間通りにくるし、北半分はほとんど網羅されている。ただし、南の砂漠地方は電車は通っていない。 私たちは調子に乗って、1等列車に席を取り、快適電車の旅を楽しんだ。 トイレが異様に臭かったのと、水が流れないというハプニングを除いては問題なし!

無事フェズに到着し、ホテルで荷物を降ろして、早速フェズの街へ繰り出すことにした。 まずはメディナに向かう前に、明日のバスの時刻を調べにバスターミナルへ向かう。

・・・迷う。
まだメディナじゃないのに。モロッコの街は予想以上に手ごわそうだ。 そんなに通りが入り組んでいるわけではないが、道はまっすぐでないらしく、思いもかけない
所につくことがよくあった。 しかも、フェズは標識がアラビア語でしか書いていないことが多く、地図と照らし合わせることもできない。 歩くこと1時間あまり、人に聞くこと数回、ようやくバスターミナルにたどり着いた。

予想以上にぐったりしたので、メディナまではタクシーを使用。 メディナにつくと、なんだかモノスゴイ人の数で、疲れも忘れてワクワクしてきた。 入り口の門をくぐれば、そこには人があふれていた。見たところ現地の人のほうが多そうだったが、そこはやはり世界的観光地。 歩いていれば、はじから日本語が飛んでくる。「こんにちは」 「ありがとう」 「さよなら」 あたりはまだ良いとして、  「モロッコにきてHappyですか?」 なんてのもよく聞こえた。逆にアジア当たりに多い、「ミルダケ」「ヤスイヨ」 なんていうのは少なめ。もちろん客引きもいるが、しつこくなくて、「あとでねー」といえば「じゃあもしかしたら明日ねー」なんて感じであまりやる気がないのかなんなのか・・・。 そんな感じだから、声をかけられることにあまり悪い印象がなく、最初のうちはいちいち、 「こんにちはー」とか「モロッコにきてHappyです」 など丁寧に 返していたが、さすがに飽きてきた。中身のない会話だから。 しかも、このメディナ散策中に軽く100人からは声をかけられているのだ。

それに加えて、だんだん疲れてきていた。 迷わないように、一番メジャーだといわれる道を通っていたつもりなのに、いくつも道がわかれ、そのどれもが異常に細く、どれもが路地裏のようで、すでにメジャーな道かどうかもわからない。 しかし、私はどうしても見たいものがあった。 『タンネリ』である。

タンネリとは、 なめし革職人地区のことでその匂いと雰囲気が強烈で、何度もテレビや雑誌で取り上げられている。 まあ、結論から言うと、結局は見つかったんだけど、本当に苦労した。 何度か 人にだまされたりしながら、ようやくついた。そのわりには大して思うところはなかったんだけど。匂いはとにかくすごかったな。 ちなみに、だまされた、というのはその通り、ニセの道を教えられたのである。でも多分、そんなにすごい悪意はなくて、単におもしろくてやってるんだろうな。 迷路に迷う観光客にちょっとイタズラしてやろう、くらいの感じで。でも疲れている私たちは本当にムカっとしていた、そのときは。

その後も帰るまでの道を再び迷い、とっぷり日が暮れた。 旅の疲れと、その日お昼をちゃんと食べていなかったこととで、最後のほうは本気で気分が悪くなり、脂汗をかきながら必死の形相で歩いていた。聞こえる日本語も完全無視。(しかも必死の形相が手伝ってか、あまり声もかけられなかった)

そんなこんなで迷うこと2時間以上。 ようやく元の入り口に戻ってきたときは心底ほっとした。
いやー、ナメチャいけないよ、モロッコのメディナは本当に迷路。昔はやった巨大迷路(あれっていつのまになくなっちゃったんだろう?)とは桁違い。
これでも、金曜日だからやってるお店も人も少なめとのこと。普段の様子・・・考えたら怖いけどやっぱり見たいかな。 うーん、どうだろう。

 
 Photo

 


音楽聴きつつ快適電車の旅

 


メディナの中

 



タンネリ 本日の作業終了・・・らしい

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